経験値と金(マッカ)がなかなか溜まらないのでナラクに下りて、逝ったり来たり(一部誤字に非ず)。その度に三途の川らしきものが見えるが、金が出て行く気配しかしないので君子危うきに近寄らず。反則的なアレで現世にとんぼ返ってやり直し。
悪魔会話も成功率がシビアなので、弱らせて相手が降伏するのを待つ、というのをたまにしているので仲魔はドン引きしているんじゃないかなあなどと思いつつ新米サムライとして過ごす日々。
しかし、ヨナタンよりもワルターよりも、ナバールに微妙に興味と嗜虐心をくすぐられる。
むしろ可愛いとすら思えてきて、ナラクで騙されてもちっとも腹が立たなかったんだが何だこれは恋か。
「黒いサムライ」の目撃情報が出ているが、それよりも今は当の玩具――もといナバールが部屋に閉じこもって拗ねているので、どうにか鍵を抉じ開けて――いや、ドアを叩いて話しかけてみようかと考えるも、「今はそっとしておいてやれ」と通りがかりのサムライ先輩(良い人)に言われたので策を練って出直すことにした。
踵を返しかけた際、その先輩に「アイツに騙されて罠に掛けられそうになったというのに、こうして心配して足を運ぶのか。お前は友達想いの良い奴だな、アキヒト」と感心された。
何だか曲解されている気がするが、こうしたことは昔からなので慣れている。訂正するのも面倒なので会釈だけをして自室に戻った。
――と、いうような話をバロウズにしたら、「貴方は寡黙でいたほうが本当に素敵よ、アヤヒト様。」と言われたので、当分は「無口なサムライ」というキャラを通しておこうと思った。
「お前だけは絶対に敵に回したくない。」
諦めたような声で、畏怖と畏敬の混じった瞳でそう言った、サムライ試験に落ちた同郷の友人はさて無事に村へ帰っただろうか。
休暇が取れたら顔を見せに戻りたいのだが。
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真4小話。書生さんとはまた違うベクトルの寡黙人。無自覚だがサド気質。
属性的にはニュートラル。
触りとしてはこんな感じの新米サムライ像が出来てます。
ちなみに冒頭は実体験です。
お金と経験値が溜まらなくてシビア……!

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